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秋の旅行会 「旭川の生んだ工芸・文芸を訪ねる旅」
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10月16日(日)に本年度の秋の旅行会「旭川の生んだ工芸・文芸を訪ねる旅」
を会員の家族を含む16名の参加で実施しました。当日は、生憎の雨模様でしたが、
5組のご夫婦と2人の子供さんを交え、少人数ながらも和気あいあいの旅行ができました。
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旭川駅にて
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当日は朝8時に札幌駅に集合。特急「旭山動物園号」に乗車し、暫し童心に返って、
一路旭川へ向かいました。昨年10月に1次開業した旭川駅舎を見学、新幹線駅かと見まがう
立派さに感嘆の声。早速、皆さん記念撮影です。駅からはバスで市内見学に出発、石狩川にかかる
由緒ある橋「旭橋」を渡り、井上靖記念館に向かいました。
「井上靖記念館」は井上靖が旭川で生まれたことを記念して,平成5に開館しましたも
ので、自筆ノートをはじめ、直筆原稿、文学作品、親交のあった芸術家の作品など、井上靖の83年
の生涯を紹介する貴重な資料を拝見することができました。私は不勉強で、井上靖が旭川出身とは
知りませんでしたが、お父さんが軍医で旭川の第7師団に赴任した際に氏が誕生したそうです。
次に向かった「旭川家具センター」では、家具の町旭川ならではのインテリアの数々を
見ました。もっとじっくり品定めしたそうなご夫婦もいらっしゃいましたが、時間の関係もあり、次の
「男山酒造り資料館」へ向かいました。ここでも真っ先に試飲コーナーへ向かいたいところ、係の女性
の方から『男山』340年の歴史と共に、江戸時代よりの酒造り資料、古文書、浮世絵、昔の酒造り諸道具
などをご説明いただいた後に、やっとノドを潤すことができました。
お昼は旭川の酒蔵「大雪乃蔵」で地元食材を活かした料理と地酒を楽しみつつ、和やかな
ムードのなかで恒例の参加メンバー自己紹介が行われ、懇親を深めました。食後は「三浦綾子記念文学館」
に移動し、旭川出身の小説家三浦綾子の生涯とその作品世界にふれましたが、子供達には周辺の外国樹種
見本林の散策の方が楽しかったようです。最後は、新装なった旭川駅を一望できる忠別川の端でバスを
下車し、新しく架けられた「氷点橋」を歩いて渡り、旭川駅から特急で帰途に着きました。
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三浦綾子記念文学館にて
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久しぶりに賑やかなお子さん達の歓声に包まれ、和やかな秋の一日を過ごすことができました。
ご参加いただいた会員、ご家族の皆様に感謝します。
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(文責 小山)
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